勤務時間外のメール、すぐに返信する?しない??

有給休暇取得中や、勤務時間外のメール、どうしていますか?

勤務時間外の上司や取引先からのメール、あなたはどうしていますか?
緊急だったら困るし…とひとまずチェックしていませんか?

フランスで今年から「つながらない権利」法が施行されます。
簡単に言うと、勤務時間外のメールやデジタルツールを使った労働を規制する法律です。
従業員50人以上の企業については、従業員の「つながらない権利」を守るため、
デジタル通信にアクセスしないための方法について協議し、具体的な規定を示す必要があるそうです。

なぜこの法律ができたのか

フランスでは35時間労働制が法律で規定されています。
これは、労働能率の向上、余暇の増加による健康状態の改善・男女の家事分担の促進、
新たな雇用の創出などの効果を期待して規定されました。

しかしながら、IT技術の進歩によってメールやチャット、メッセンジャーなど会社内にいなくても仕事が出来る環境ができ、この労働時間規制が無効になってしまう恐れがあるため、この法律が検討され始めたのです。35時間労働制の維持以外にも、デジタルストレスが労働者にとって大きな負担になっている点も指摘されていました。
ドイツでは、多くの企業で終業後の社員にメールを送らない規則を採用しているそうです。メルセデス社では、終業後の部下に上司がメールをできないようなシステムも導入しています。
(詳しくは映画「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」を見てみてくださいね)

この法律は歓迎?それともやりすぎ??

「こんな規定しなくても、個人に任せたらいいじゃん」

と思う方もいるかもしれませんね。

日本は今、働き方改革が進められ特に残業時間の改善が注目されています。
残業がなかなか改善されない方からは、
「他の人が残業しているから帰りづらい…」
「早く帰ると自分がサボっているように思われてしまうのでは…」
という声をよく聞きます。

時間外の連絡も同じで、
「他の人が休みの日でもすぐ返信をしているから…」
「自分の都合で休みをもらっているので申し訳ない…」
と結局個人の考えではなく周囲の人との足並みを揃えるために返信をしている人も少なからずいると思います。

”規定はせず個人に任せる”というと自由度が高く思えますが、結局は周囲に合わせることが求められているのが現状なのではないでしょうか。

まとめ

時間外に仕事の連絡を受けること、対応をすることは「仕事」になるの?それとも奉仕なの?
仕事だったら賃金が発生するの?

時間外は全く対応しないと一律にするのは難しいです。
業務によっては「何時~何時までは業務時間外でもメールには対応をすること、対応をした場合には賃金が発生する」などルールを明確にすることで、社員にとっても納得感を持って働ける環境が作れると思います。

今回のフランスの法律でも、「企業としてルールを具体的に明示する」ことは求められていますが、
絶対に時間外に連絡をとってはならないと国が決めているわけではありません(これからそうなる可能性はありますが)。

便利なツールがない時であれば、そもそも「できない」ので考えなくてよかったことも、
ITの発達により「できる」ようになったため、企業単位で使い方やルールを考えることは大切なことだと思います。
法律が施行されたフランスの変化に注目しながら、自社の時間外対応についても是非考えてみてください。

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