こんにちは、毎週木曜日は「小松山和良の大きめの独り言」なんですが、
本日は諸事情があり、CTOがみが代打に立っております^^
そういうことって、ありますよね?!
前回の記事
最新のお知らせを1件だけ、目立たせるために特定カテゴリの最新記事を1件表示するというカスタマイズをご紹介しました。
さて、今回ですが、そもそもWordPressの開発環境についてお話します。
開発環境って何?
WordPressで、サイトを構築するときに、本番のサイトをいじるのって、ちょっと勇気が入りますよね?
「壊したらどうしよう」「更新途中、いや、開発途中に崩れかけのサイトを閲覧されたら、困る」などなど。
そんなときに大事なのは、本番環境とは違う開発環境を作って、そこで更新を行えば、壊れても開発環境なんで、痛くない!んです。
定番の作り方
少し前までは、サーバ自体を2つ用意して、全く同じサーバとサイトを構築するのが普通でした。
ちょっと、インフラよりもできるぜ!っというひとは、VMwareやVirtualBoxといった仮想環境を構築するソフトをもちいてPCをエミュレートして、自分でLinuxインストールして、yumして、httpd.confいじって……orz
と、長〜〜い工数を重ねて作っていましたね。
だが、しかし!
最近では、ボタンを数回クリックしたり、コマンドをいくつか叩くだけで、「定番の作り方」で紹介したような作業を自動でしてくれる便利なツールやアプリケーションがリリースされています。
いくつかありますが、つい先日、とあるデザイナーさんに教えていただいたもので、WordPressの仮想環境を自動で作ってくれる「Local by Flywheel」を紹介します。
「Local by Flywheel」とは?
これはDockerベースのローカル開発環境です。
アプリケーションなので、Dockerやコマンドの知識は全く必要なく、アプリを立ち上げてボタンをぽちぽちしていけば簡単にWordPressのローカル環境が作れます。
本当に、クリックだけ。
インストール
Local by FlywheelのサイトからFree Downloadからダウンロードします。

Windows版もMac版もあるので、環境に合わせてダウンロードしてください。
起動
ダウンロードが完了したらzipファイルを解凍。
アプリを開きLocal by Flywheelを立ち上げます。
「Let’s Go!」をクリックすると、すべての環境を整えてくれます。
ちょっと時間がかかると思うので、YouTubeでも見ながら気長に待ってください。
このアプリケーションでは、VirtualBoxが必要になるのですが、なければ自動でインストールしてくれます。(チョー便利ですね)
ローカル環境をつくる
「Add Site」もしくは、左下の「+ボタン」をクリックするとサイトのセットアップ画面になります。
- サイト設定・・・・・サイトの名前や保存パスを設定
- 環境設定・・・・・・PHPやMySQLのバージョンなどを設定
- WordPress設定・・・ログインIDなどを設定
最後に「Add Site」をクリックすると、パスワードを聞かれるので、PCのパスワードを入力します。
しばらくするとローカル環境構築が完了します。
できた!

こんな画面になれば、完成です。
あとは、サイト名の隣の「Admin」からWordPressの管理画面にいけたりしますので、ぽちぽち試してみてください。
まとめ
黒い画面に抵抗があって、コマンドを打ち込みたくない!ってひとも、Macの環境を汚してしまいたくない!という人にも最適なツールだと思います。
クリックだけで、インフラエンジニアがしていた設定ができるようになる時代になりましたね。
ぜひ、クライアントさんの環境で開発環境がほしいときなど試してみてください。
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