ランスタッド株式会社は、今年も「ランスタッドアワード2017〜エンプロイヤーブランド・リサーチ〜」の調査結果を発表しました。
この調査は、「勤務先としていま最も人材をひきつける魅力のある企業」をはかる”10の指標”について、日本国内で任意に選出された18歳~65歳の男女、約2,500人を対象に実施されました。
”10の指標”は以下の通りです。
<企業魅力度をはかる”10の指標”>
・ワークライフバランスが実現しやすい
・キャリアアップの機会がある
・革新的な技術を活用している
・興味深い仕事がある
・職場環境が快適である
・社会的評価が高い
・今後の10年間を生き残ることができる
・環境や社会に配慮している(CSR)
・長期にわたる安定した雇用機会がある
・財務体質が健全である
そして、調査対象として選出された日本の企業220社から「働く人にとっての企業の魅力度」の高い企業のランキングが発表されました。
結果はこのようになっています。
<ランスタッドアワード2017〜エンプロイヤーブランド・リサーチ〜>
1位 日清食品ホールディングス
2位 トヨタ自動車
3位 サントリーホールディングス
4位 明治ホールディングス
5位 パナソニック
6位 日立製作所
7位 キリンホールディングス
8位 ソニー
9位 キヤノン
10位 味の素
1位は日清食品ホールディングス。女性、そして25~44歳の層で働きたい企業の1位に選ばれたほか、学歴別では短大・専門学校卒、大卒以上でそれぞれ2位にランクインしました。
2位はトヨタ自動車。特に男性からの支持を獲得し、初のトップ3入りをはたしました。
そして、3位はサントリーホールディングス。大卒以上で働きたい企業の1位を獲得し、5年連続でのトップ3入りとなりました。
この調査では、自分を活かせる職場を求めているあらゆる人の「企業に対する率直な印象」を浮かび上がらせることができます。
このランキングで上位に入っているのは、誰もが知っている大手企業ばかりです。
しかし、「大手企業の方が制度がしっかりしていて魅力的!」そんなことを伝えるための調査ではありません。
ランスタッド株式会社はこのようなことを述べています。
日本は全人口に占める65歳以上の割合が25%を上回る超少子高齢化社会に突入し、労働力不足の問題が今後さらに深刻化すると考えられています。企業の持続的成長の為には、雇用主としての魅力度を高めること(=エンプロイヤーブランディング)を避けて通ることは出来ません。ランスタッドは当アワードを通じて、企業の採用活動や組織力向上に貢献することを目指しています。
「働く人」に焦点をあてて、良い会社にしていくこと。それが、現代の採用活動において、非常に重要なことのひとつになるのです。
本調査の詳細はこちら。