今の若者って何考えてるの?
お客様と話をしていると、ちょくちょく聞く言葉。
「今の就活生がどんなことを考えているのか分からない。」
私自身、”就活生”だったのはもう6年ほど前。
気持ちは若くいるつもりでも、私が学生の頃と現代の就活生を比較してみるとライフスタイル・考え方・環境はかなり変化しています。
先日、株式会社マイナビが「2018年卒マイナビ大学生のライフスタイル調査」の結果を公開しました。
その結果の中には、採用活動で上手に企業アピールするためのヒントが隠されています。
スマホ世代の就活生
2018卒の学生のスマホ保有率は98.5%。「スマートフォンに入っていて、実際に使っているアプリ」では、「就職サイトのアプリ」が64.5%で、スマホを利用しての就活が一般化していることが分かります。
「スマートフォンは就職活動のどのような場面で役に立つと思うか」という問いについては、「企業セミナーの予約、確認」という回答が最も多く、次いで「企業からのメッセージの確認」「面接の予約、確認」となっています。
実際に、スマホのアプリ購入画面で「就活」と検索してみると、ナビサイトの公式アプリはもちろん、一般常識やSPIの対策アプリまで、就活に役立ちそうなものが山のようにでてきました。
2018卒ってどんな世代?
「自分たちの世代について言われている言葉で当たっているもの」を聞いたところ、「安定した生活を求める」が60.4%で4年連続で1位となりました。2位は「コミュニケーション能力に欠ける」、3位は「ハングリー精神に欠ける」でした。
2位と3位はどちらも30%未満。この世代が最も求めていることは「安定」なのです。
育児休暇を取得する男性はかっこいい!!
”イクメン”という言葉が飛び交っている昨今、学生においても男性の育児休暇や子育てへの積極的な姿勢が 支持されています。
「同性」「異性」それぞれについて、「働き方」に対するイメージを聞いたところ、以下のような結果となりました。
「時間内に仕事を終え、積極的に子育てする」男性への好感度は、男子が62.2%、女性が68.7%。
「子育てに専念するため育児休暇を取得する」男性への好感度は、男子が36.6%、女性が49.0%。
どちらも、前年と比べて好感度が上がっています。
学生へ「育児休暇」の体制や取得実績を提示することが、御社のアピールになるのです。
まとめ
採用活動をするにあたって、学生がどんなことを求めているか、どんなことを考えているのかを知ることは大切です。
今回内容は「新卒採用 サポネット」で閲覧することができますので、ぜひ活用してみてください。