経営者にとって必要なことは何でしょうか?
その答えは人によって様々で、ぶっちゃけどれも否定できるようなものではないので議論することさえ面倒です。
私自身、その答えを求められたとして、誰かの正解を述べることはできても、所詮ほとんどの方の不正解でしかないと思います。
強がるわけではないけれど、その絶対的な答えを追い求めるがゆえに個性を失ってしまう経営者ばかりに感じてしまいます。
良い会社
良い経営者
それは社員とクライアントと社会にとってそうであればいいのであって、
誰にでも好かれ、愛されるなんてただのエゴでしかありません。
そんなユートピアはない。
社員がみんな帰宅した事務所で一人、
このコラムを書いています。
正確には2人。
専務と私の2人きりの事務所で。
このコラムではうちの専務である中神について書いていこうと思います。
まず申し上げたいのは、中神がいなくなったら私は会社をたたみます。
正直、中神なしでは会社の存続そのものができないでしょう。
それは、技術などの能力だけの話ではありません。
冒頭に突如投げかけた問いの答え。
経営者にとって必要なことは何か。
小松山という経営者に必要なのは「最良のパートナー」です。
とても照れ臭いですし、このコラムを本人が読むと分かっているのでいやらしいかもしれませんが、中神は紛れもない「最良のパートナー」です。
某企業の、私と似ていると社内外からも言われる某経営者の方が言っていました。
「良いNo,2がいることが大事やじ」
全力で心のいいねボタンを連打して、シェアしたいくらい共感しました。
私が中神を最良のパートナーと思う理由を述べたいと思います。
■仕事がめちゃめちゃできる
中神は仕事がめちゃめちゃできます。
ちょっとひいちゃうくらいできます。
できすぎるので、彼がいるから受注できてしまいます。
誇らしいです。
■私のことをすごく理解している
友人として私の理解者は何人かいますが、
友人としての私も、経営者としての私も理解してくれている
それが中神です。
前世は私の兄弟か親か嫁か。
そうじゃないとおかしい!!ってくらいです。
■会社のムードメーカーである
キャラの濃さ的には私が会社のムードメーカーと思われがちですが、
正直、私はテンションの浮き沈みが激しいですし、
シカトされがちです。
※嫌われているのでしょうか?
そんな中、中神がいると会社のバランスがとれる感じがします。
社内で私につっこんだり、いじったりできる存在だからかもしれません。
部下とのコミュニケーションも中神は私より遥かに上手です。
■とても繊細である
実はとても繊細です。
ひょうひょうとしている様に見えますが、
気にしてずっと考えてたりします。
私も実は同じような部分があり、
がさつな人に出会うたびに傷つけられます。
だからこそ、中神も私もお互いを思い合うことができます。
■責任感がある
責任感が強すぎて、ストレスが多そうです。
社員にもクライアントにも家族にも私にも言えず
一人で抱え込んでしまうこともあります。
そんな時は、誰かが気付いてあげなければなりません。
でも、大丈夫、家族も私も誰かが気付いています。
話をするとちゃんと相談してくれます。
■夢がある
中神は未来のことを考えています。
例えば、近い将来のこと、家族のこと、会社のこと。
だからこそ、一緒に長い時間をかけた計画を考えることができます。
■情に厚い
普段は効率を追うばかり、飯をカロリーでしかみていない彼ですが、
人付き合いだけは効率抜きの情でみています。
優しくてアツい男です。
ここまででも皆様、十分感じることができたと思います。
小松山の中神愛。
まだまだ挙げることができますが、夜も遅いのでここまでにします。
ちょうど日付が変わる少し前。
中神とすっかり秋っぽくなった会社のテラスで1時間ほど話をしました。
会社のこと、家族のこと、私たちのこと。
そんな会話をして、
中神はデスクに戻り、
明日からの福岡出張に備え仕事を続ける。
私は、
なんか嬉しくなっちゃって、
デスクに戻り、
コラムを書いている。
小松山という経営者にとって、
そんな出来事が、
エネルギーになったりする。
それを伝えたくなったんです。
今夜はゆっくり眠れそうです。