【今週のオススメ本】天才になれなかったすべての働く人達に

10月スタート。今週はどこの会社も内定式が行われているのではないでしょうか。
通勤中、いつもはあまり見かけない、判を押したようなリクルートスーツのみなさんが緊張しているけれど少し晴れやかないい顔をして電車に乗っています。

そういや先日皇室では婚約内定式していたなー。フレッシュな2人が素敵だったなー。就職活動における内定式の立ち位置も婚約みたいなものかもしれないな。ま、でも婚約したところまでは楽しかったけれど実際結婚してみたら…みたいなことってあるよねーアハハ。なんてことを考えたりしながら彼らのことを見ていました(最低)。

というわけで、今週のおすすめ本はこちら。

「左利きのエレン」


(かっぴー:著)

広告代理店で働き、自分には才能がある、有名になりたいと野心強めな主人公・光一。そして光一が高校時代に出会った天才・エレン。2人の過去や、もがき続ける日々が描かれています。

連載が始まった頃から、紹介文にはこうありました。

天才になれなかったすべての人へ。

エレンという天才や、様々な才能を持ったスペシャルな人々がたくさん出てくるのですが、このお話は「天才ではない人が生きていく」その生き様を描いたマンガなのです。

この作品の何が良いかって、チームやクライアント、ぶつかる壁などがものすごくリアル!あぁ、あるよね…うん、いるいる…って何度声に出したことか。きっと今働いている人達は頷くし、内定式終えた新社会人達は、読んでいたら働くのが怖くなってきたって人が出てくるかもしれない。それくらいリアルです。

そして、俺には才能があるし何者かになれると思っているけれど、実際は何にもない光一が、もう何ていうか、見ていられないのです。
歴史に名を残す人になれるなんて壮大なことは考えていなくとも、自分が何か成し遂げられる、誰かより秀でたものを持っているという気持ちって、誰しも持ったことがあると思うんです。多かれ少なかれ。
そして自分よりデキる人に出会って、その気持ちが奢りだった井の中の蛙だったと気付いて、恥ずかしくなったこともあると思うんです。
そんな恥ずかしい記憶を、遠慮なく えぐってくる光一の姿に過去の自分を重ね合わさずにはいられないし、イライラせずにはいられません。
だからこそ、読み進めてしまうんですけどね。

先日、このマンガは最終回を迎えました。

最終話は胸がグッと掴まれ、心が震えてやみませんでした。

「天才なんて一握りで自分はそんな夢見てる場合じゃない」なんて言い訳してる自分に、大切な事を思い出させてくれた、きっとこれから何度も読み返すであろうマンガになりました。

これから働く人には是非読んでもらいたいし、今何となく働いている人達にも是非読んでもらいたい。
そうすれば、明日から何かが変わるかもしれない
そんな作品です。

この作品は、コンテンツプラットフォーム「cakes」で連載されていたマンガです。
最後まで今すぐに読みたい!という方はcakesの会員になって読んでみてくださいね。
完全なる余談ですが、cakesには燃え殻さんの「僕たちは大人になれなかった」も連載されていましたね。
会員になった方は、cakesに掲載されているのと単行本を読み比べるのもオススメですよ。
この本ほんとに良かったんです!世代的にツボ過ぎて…ってこれはまた別の機会に。

飽きの夜長に、良き本との出会いがたくさんありますように。

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