【小松山和良 大きめの独り言】赤木という男

台風が近づいているという天気予報。
確かに雨は降っていないものの、風は強く、
空は気持ちが悪いほどにセピア色。
台風来る前ってだいたいこんな感じですよね。

日本でみてもそうですが、
九州は特に自然災害が続いていて、
今回の台風も何事もなければ…

それろ!!台風!!


弊社では昨日ご紹介した助成金のこともあり、
いつも以上にバタバタしております。

多様な採用手法の導入に関わる金額の3/4を補助
※上限は100万
つまりは133万円以上なら満額100万円の助成…
しかも、HP作成、動画作成、パンフレット作成、ネット求人広告等々…
使える幅も広い。

そりゃ、使わない手はないですよね。

私たちも急ピッチでご相談に対応しているところです。

予算額に達し次第終了とのことですがもう7割近く終わっているとのこと。
お急ぎくださいね!!


今も私の目の前で営業メンバーは残業しながら、
少しでも早く対応できるよう見積もり作ったりしています。


その営業メンバーの1人、赤木について書こうと思います。

赤木だけどまだまだ”青い”彼。伸びしろですねえ!

赤木は今年23歳、長崎出身の男です。
D-rectにきて2年目。
出会ったときはまだ宮崎大学の学生で、
2年ほど休学していました。

出会ったきっかけは、学生向けの就職イベントをする際に
学生側の集客で困っていて、知り合いからの紹介で赤木がきました。

その当時の赤木は、コンサート等のイベント設営スタッフを紹介したり、
管理するバイトのようなものをしていて、
将来その事業で独立したいと話していました。

親御さんのことを考えたらちゃんと卒業してあげることが親孝行や

そんなことを言った気がします。

しかし、本人は卒業する気がもうすでになくて、
それならと大学を辞めてうちに入社しました。


入社当時の赤木はイキりにイキってました。


面接の時は、白のタートルネックに、フェイクレザーのシングルライダース、
片耳にプラプラと揺れる十字架のピアスできました。

イキりにイキってたので、面接ではいかに自分が学生に力があるか、
将来は経営者になってどうしたいのか、そんなことを力説してましたね。

そして入社日、速攻で寝坊。
しかも、次の日も寝坊。

偉そうなこと言う前にちゃんとやれよ!!

と入社してすぐに説教をくらうも、
赤木は短い靴下を履き続け、
私や先輩からの助言にも常に反抗。

入社して弊社最短でクライアントから担当を変えて欲しいと言われる始末。

この2年間でこんなにも私にしごかれた社員は彼だけです。

何で彼を雇用し続けているのか。
普通、他の会社だったらクビになっているか、
そもそも採用されなかったかもしれません。

しかし、彼は誰よりもまっすぐで一生懸命。
そして、少し若い時の私に似ています。
※見た目じゃないですよ…

結果もでないくせにプライドだけは高くて、
トラブルは起こすけど、立ち直りは早い。
何より、負けず嫌いで人が好き。

なんか他人に思えなくて。

彼の代わりに何度も頭を下げました。

でも、自分も沢山の人に頭を下げてもらってここにいると思ってます。

20代の自分を思い出して、彼と真剣に向き合い続けています。


赤木とはたった2年でもかなりの思い出があります。

そのうちのいくつかをご紹介します。


去年の忘年会。

弊社の美人コンサルタント今村が、新居を建てたこともあり、
その新居で忘年会を開催させてもうらことになりました。

近所に住むクライアントなんかも家族で参加して、
スタッフ、その家族と共に楽しくにぎやかな忘年会でした。

時間も遅くなり、子どもたちは両親たちと帰り、
残ったのは今村家に泊めてもらう予定だった独身組と、今村家。


確かに珍しくお酒を飲みまくっていました。


赤木が酔い冷ましの散歩から帰ってきたときに事件は起きました。


血だらけで帰ってきた赤木。
聞くと深めの側溝に落ちたとのこと。

そのままトイレに駆け込みゲーゲーしてましたので、
水を持ってトイレにいき、声をかけました。


おーい!大丈夫かー?

すると、ヘロヘロの赤木が私の胸ぐらを掴みこう叫びました。


俺は!!…俺はぁ!!

社長に一矢報いたいんすよ!!


私は言いました。

一矢報いるのはいいけどさ、社長の胸ぐら掴んで叫ぶことなんか?
酔った勢いとはいえ、後悔する前にはなせよ。


俺、酔ってるから言ってるんじゃないすよ!!


ろれつの回らない赤木と私の大声で今村が駆けつけ。

事態は収拾した…のかなと思います。


それ以降、彼は何かあるたびに社内では

「ん?一矢報わないの?」

とイジられるようになりました。


それ以外にもまだまだエピソードはつきませんが、
最後にもうひとつ。


立ち直りが早い彼でも、落ち込んだり悩んだりはしているようで、
ある日、神妙な顔で


社長、ちょっと2人で話いいすか…

あ、あのパターンだ…
何度も経験した退職の相談のときのやつだ!!

と進研ゼミの漫画バリの展開。


俺、自信ないす…みんなにも迷惑ばっかかけちゃうし…

彼の言い分を聞くと、結果がでないこと、何度やっても失敗が多いこと、
初めはあった自信もとうに底をついたようでした。

このコラムを読んでいる方にも同じような気持ちになったことがある人がいるかもしれません。
ちなみに、私は何度もありました。


分かるよ、その気持ち。
自分なりに彼の気持ちに寄り添い話しをしたのですが、
その日はアポイントが立て込んでいたので、
夕方、再度話そう、ゆっくり考え直してみてねと告げ、
私はアポイントに出かけました。

かなり、本気で向き合って話したし、きっと前向きな回答があるはず…

そう期待し、夕方に帰社。
赤木に声をかけます。

さて、どうだい?考えはまとまった?

赤木は暗い表情のままこう言いました。


よく考えたんですけど…

逃げたいす…


辞めたくはないんです…

でも凄く逃げたいす…。

どうすればいいですか?


私はこんな一休さんでも頭抱える難題を出されるとは思いもせず、
そのくせに妙にすっきりした顔で赤木は問いかけます。


逃げたくてもいいから続けてみたら?

そうして赤木は今も逃げたくても頑張ってます。

現在の赤木は凄く良くなりました。

靴下はまだたまに短いし、少し反抗するし、
でも、ピアスはつけてこないし、お客様からも気に入られ始めました。


彼の良さは付き合ってみないと伝わりにくいかもしれません。

悪気があって人に嫌なことをしたり、言うようなやつではありません。
一生懸命にいつも頑張っているし、真剣に仕事や顧客と向き合っています。

でも、不器用です。
とんでもなく不器用です。

そこは私の若い頃に全く似ていません。

あと、無駄にスタイル良いし、顔も良いし、性格も明るいのでモテます。

そこも全く似ていません。

赤木が担当になったお客様、彼よくなってきましたよね?

お待たせしてすみませんでした。

赤木という男。

これからでっかく化けると思います。
※あ、体型の話じゃないですよ!

なんとなく似てるからこそ、厳しくするし、甘やかしちゃうんです。

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