【小松山和良 大きめの独り言】出張して思った人材のこと

だんだんと肌寒くなってきました。
私で言うと少しおでこに汗が光る程度の寒さ。
やっと着脱不能のMEAT TECHが活躍し始めます。

今週はクライアントからの依頼で、
千葉、川崎、岡山で仕事をしており、
各地域の人材会社と1日5〜6社ほど打ち合わせをしています。

クライアントの人事担当者として、
名刺もクライアントの社名のものを使っているのですが、
会話内容でバレるのか
「もしかして人材会社の方か、ご出身ですか?」
と3人に1人くらい言われます。

バレたからどうってことはないです。
けど、やっぱり本音での話になりやすくはなりまして、
他県でも弊社のように少数で地元企業に根付いた会社の営業は
ついつい応援したい気持ちになります。

さて、今回は宮崎県以外の採用市場を調べていて気づいたことを
ここで簡単にお話しいたします。

まとめると以下の4点

・indeed最強説

・採用単価の上昇傾向

・職場環境、雇用環境の改善問題

・即戦力採用の都市伝説化

 

まず、indeed最強説から。

どの地域でもまず言われるのがindeedの話。

様々な求人広告会社があり、
リクルートやマイナビなどの大手求人広告の代理店から、
地域特化型の地元媒体まで様々あるにも関わらず、
結局は、indeedに転載されてそこからの応募がほとんどと言えます。

つまり、結局はindeedじゃん!!
ってなりますよね。

ほんと、どこの地域でもindeedです。

ここで気をつけないといけないのは、
indeedを提案してくる企業がどんな企業かです。

私の知る限りではこの3パターンが存在します。

ケース1:indeedの正規代理店
indeedと直接パートナー契約を結び、
indeedに有料枠での直接掲載を提案してきます。

特徴としては、金額はプリペイド式で、
あらかじめ12万円以上の金額を正規代理店に入金してから利用が始まります。

運用のアドバイスや原稿作成は、
企業によって有料で別途かかったり、
無料でサポートしてくれます。

オススメ度は3段階評価の3です。

ケース2:indeed転載の契約を結んでいる媒体の運営会社
「うちで求人広告を出してもらえたらindeedに無料で掲載されます」

こんなことを言ってきたらほぼこのパターンです。

そもそもindeed自体が無料で掲載できるのですが、
その無料掲載よりも少しだけ上位に表示されます。

媒体運営会社がindeedと契約し、毎月一定額を支払うことで
その媒体に掲載された求人をindeedが自動で拾い上げてくれます。

今回の出張でも数十社とお会いしましたが、
媒体系の会社でindeed転載がない会社は1社もありませんでした。

ただ、有料でのindeed直接掲載には勝てないですし、
indeedの良さばかり強調してくるので、
もはや本来提案すべき自社媒体が見劣りしてしまっています。

今回のindeed最強説の裏付けはほぼこれです。

オススメ度は2です。

ケース3:代理店じゃないのに運営費をとって無料掲載を売る会社
これが最も邪悪なケースです。

宮崎県でもちらほら耳にしますが、本当にやめておいた方がいいです。

採用代行として無料掲載の運用を手伝っているならまだ分かります。

しかし、代理店みたいな顔して近づき、
有料掲載の費用のふりして無料掲載の運用をしている悪徳会社は、
indeed本体も気づいてますし、対策も練られるので早めにやめておきましょう。

プリペイドでのポイント購入以外の提案がある場合は、
代理店ではないケースが多いので気をつけてください。
ちなみに弊社は代理店ですよ!!

オススメ度は当然の1です。

ただ、これだけどの人材会社もindeedを意識していることからも分かる通り、現時点での総合力最強媒体はindeedかもしれません。
※新卒はindeedの弱い領域なんで、マイナビやリクナビの方が断然効果あります。

 

続いては、採用単価の上昇傾向です。

採用単価って何かと言いますと、採用1人にかかる費用の平均です。
例えば、求人広告に5万円で掲載して10名応募があり、
1名採用になったとします。
この場合、採用単価は5万で、応募単価は5千円です。

かつては応募単価を意識していた人事や経営者が多くいました。
要はどれだけ応募がくるか。
仮に、一回の掲載で20名の応募あって面接したものの、
採用に見合う方はいなかったとします。
20名も応募があったんだし、今回はたまたまいい人がおらんかった、
また掲載しよう、そう考える方が多かったのです。

しかし、現在は応募の数はあまり意味がありません。
欲しい人材が欲しい人数くることのほうが選考の手間も省けますし、
実際の採用した数が正しい経費の考え方ですよね。

それに加え、日本では少子高齢化や生産労働人口の減少があり、
かつてほど応募母集団の形成は容易ではありません。

1名の採用を大切にする=人材を大切にする
に繋がり、このあとのテーマでもある職場環境、
労働環境の向上に繋がっているので働く側から見ればとてもいい傾向です。

企業からすると、買い手市場だった頃とは打って変わって、
働きたくなる会社、続けたくなる会社
は一体どんな会社なのか常に今の市場を見ておく必要があります。

市場の原理原則として、
「少ないけど必要とされているものの価値は上がる」
ので、採用単価はどんどん高くなってきています。

1ヶ月分の給与くらいで採用できたら今だとラッキーなくらいです。

 


次は職場環境、雇用環境の改善問題です。

職場環境、雇用環境はここ数年で随分と改善傾向にあります。

特にコロナの影響もあってリモートワークや、
ワークシェアリングはかなり浸透してきました。

ただ、今年の春から夏の時期に比べ、
だいぶゆるくなってきて、リモートを導入していた企業も
結局元通りの勤務。

大学などはまだ大半がリモートでの授業対応しているようですが、
企業は喉元すぎれば元通り…
これでは多様な働き方の導入はできてないも同然です。

多様な働き方への対応だけではありません。
残業を減らすこと、
生産性を上げること、
休みを充足させること、
人員にゆとりをもたすこと、
人事評価を最適化すること、
賃金の向上を図ること、
教育体制を整えること、
業務内容、業務範囲の量を減らし質を上げること、
円滑かつ無駄の少ないコミュニケーション方法を選択すること、

大切なことは、従業員の満足度を高めていくこと。

でないと今はものすごく沢山の求人が溢れいていて、
現状よりもいい職場を探そうと思えば簡単に見つかります。

企業は従業員が働き続けたいと思える環境作り、
制度作りをしていかなければいくら売上があっても
人が流出し続ければ未来はありません。

これはどの地域であっても共通の課題だと思います。

 


最後は即戦力採用の都市伝説化
ぶっちゃけ、即戦力の人材が簡単に採用できるわけないです。
少なくとも、即戦力の人材が現時点で無職なことはほぼないです。

企業の思う即戦力の条件は様々ですが、
同業で教育の手間がほぼかからないレベルの人材、
そんなん引く手あまたじゃないですか。

有料人材紹介の金額相場は年収の30〜35%。

即戦力の人材の年収を全国平均年収をベースに考えて
436万円の30%は約130万円が紹介料。

1人の採用でそのくらい払えることが即戦力採用の最低条件と言っても過言ではありません。

じゃあ、どうすればいいだよ小松山!!

って感じですよね。

シンプルに教育体制を整えればいいんです。

だって教育できるなら即戦力じゃなくていいじゃないですか。

教育はできるけど人員に余裕がない?

それは教育をできるとは言わないです。

教育ができる、ということは、
そのスキルがあり、更に実施できる余裕があることです。

今は採用のことばかり注目されがちですが、
これから人材業界は「人を育てること」にシフトしていくと予想します。

マッチング率とか、応募数とかも、企業の要望ベースでの話で、
本質的には働く人材そのものにもっと向き合っていかなければ未来はないのでは。

今回の内容に対して賛否両論あるとは思います。


しかし、一切のコメントは受け付けないっっ!!

なぜなら独り言だから!!

ごにょごにょ…。

帰りはフェリーで13時間の船旅。酔い止めが大活躍でした…

宮崎港に着いたのは今朝!お疲れさまでした

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