毎日寒いですね〜。
当社では、先日宮崎県より発令された緊急事態宣言に伴い、原則リモートワーク、出社はシフト制となりました。この記事も、自宅より書いています。(当社の対応に関しては、【小松山和良 大きめの独り言】宮崎県の緊急事態宣言についてをご参照ください。)
みなさまも体調にはお気をつけてお過ごしください。
さて、今回はディップ株式会社のディップ総合研究所より発表された「有期雇用者に関する離職の実態調査」に関してご紹介いたします。
ここでの有期雇用者は、契約社員・派遣社員・アルバイトを対象としています。
今回のポイントとして
・回答者の約7割が「今の仕事を辞めたいと考えたことがある」と回答・そのうち、4割弱が離職を考えた時期を「入社半年未満」と回答・主な理由「上司や同僚との人間関係に悩んでいる」 |
回答者の約7割が「今の仕事を辞めたいと考えたことがある」と回答
有期雇用者の約7割が「今の仕事を辞めたいと考えたことがある」と回答。
内訳を見ると、過去に離職を考えたことがある人が5割強、現在も考えている人が2割弱となりました。

そのうち、4割弱が離職を考えた時期を「入社半年未満」と回答
離職を考えるタイミングを見ると、入社半年未満が4割弱、1ヶ月未満も2割弱と早期傾向に。入社1年〜3年未満での離職が2割強であることを見ると、有期雇用者を採用する際、入社半年までのフォローが必要となってくることが見受けられます。

主な理由「上司や同僚との人間関係に悩んでいる」
主な転職理由として挙げられているのが、「上司・同僚などの職場の人間関係が良好ではなかったから」。次いで「仕事内容・業務量のわりには不十分な給与だったから」となりました。

また、離職を考えた時、半数は誰かに相談したと回答。半数は誰にも相談していないと回答しました。
誰かに相談したと回答した内、職場関係者への相談は約2割。ほとんどの方は職場以外の誰かに相談している傾向があります。

就業後間もない有期雇用者とのコミュニケーションを図り、就業者の些細な変化に気付き声をかけてあげる、相談しやすい環境づくりに努める必要が考えられます。
今回の調査に関する詳細はこちら↓
有期雇用者2,800人の就業実態調査 有期雇用者に関する離職の実態調査編