〝ユースエール認定企業“って知ってる?

就活中の皆さんは、良い企業をどうやって見分けていますか?

実際に企業に行ったり、働いている人から話を聞くことができればそれが良いのでしょうが、なかなかそうもいかないのが実状です。そこで、子育て応援企業の証である”くるみんマーク”や、”仕事と家庭の両立支援宣言企業”など公表されている情報で判断することもあるとおもいます。そこに、昨年10月から新たに“ユースエール“というマークが加わったのはご存知ですか?

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↑こんなマークです。

これは若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況が優良な中小企業に与えられるマークで、厚生労働大臣が認定をするものです。ユース(youth)=若者、エール(yell)=応援ということから名付けられました。
認定に当たっての基準の一部がこちらです。

■直近3事業年度の正社員として就職した新卒者等のうち同期間に離職した者の割合が20%以下
■前事業年度の正社員の月平均所定外労働時間の平均が20時間以下または正社員のうち週労働時間が60時間以上の者の割合が5%以下
■前事業年度の正社員の有給休暇の付与日数に占める取得日数の平均が70%以上または取得日数の平均が10日以上
■直近3事業年度において、男性労働者の育児休業等の取得者が1人以上または女性労働者の育児休業等の取得率が75%以上
■「人材育成方針」と「教育訓練計画」を策定していること

要するに、このマークを取得している企業は
離職率が低く、過度な残業はなく有給休暇もしっかり取れる上、子どもができてからも働きやすく、教育までしっかりしてくれる会社
ということになります。とても働きやすい会社がイメージできますね。

認定された企業には、特典も色々あります。

その1:ハローワーク等で重点的にPRしてくれます。
その2:認定企業だけの就職説明会に参加できます。
その3:自社の商品、広告などに認定マークの使用ができます。
その4:若者の採用・育成を支援する関係助成金を加算

これも特典の一部ですので、企業にとってのメリットがたくさんあるようです。
優良企業としてのPRも出来て、特典もあるなんて素敵なマークですね。

2016年9月23日現在では、全国で83社が認定を受けています。
マークが出来て1年とまだ認知度もさほど高くないマークですが、ブラック企業や長時間労働が問題視されている今だからこそ、優良であることを証明できるマークは重視されていくと思われます。
認定申請は都道府県の労働局で行えます。興味のある企業の方は、一度ハローワークもしくは労働局にお問合せください。
また、どんな企業が認定を受けているのかは『若者雇用促進総合サイト』に公表されていますので、是非チェックしてみてください。

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