「共働き子育てしやすい企業グランプリ 2016」が発表されました

日経DUALが2016年9月~10月にかけて調査した「共働き子育てしやすい企業グランプリ2016」が11月30日に発表され、グランプリはサントリー・ホールディングスでした。2位が丸井グループ、3位がダイキン工業と続いています。

ランキングの評価ポイントは下記の通りです。

【DUAL評価ポイント13】
1)男性社員の多くが(3日以上連続の)育児休業を取得しているか
2)産育休を取得する(している・した)社員を対象に、両立支援の取り組みを実施しているか
3)2)の両立支援の取り組みには、社員の配偶者も巻き込んでいるか
4)在宅勤務制度があり、多くの社員に利用されているか
5)月ごとの平均残業時間が短いか
6)恒常的な残業を削減する取り組みを行っているか
7)イクボスを増やす取り組みを実施しているか
8)社員の保活をサポートする取り組みがあるか
9)フレックス勤務制度を取り入れており、多くの社員により利用されているか
10)業務効率化の施策を行っているか
11)「時間当たり生産性」を社員の人事評価に入れているか
12)性別や年齢等の属性に関係なく受けられる、キャリア教育の機会があるか
13)経営戦略に「育児中社員の両立支援」や「働き方の改革」という視点が盛り込まれているか

今回の評価では特に、「男女が等しい立場で仕事にも育児にも携わることができる」という点に注目してランキングをしたそうです。

「共働き」が、夫一人の収入では生活ができないからというネガティブな印象を持たれていたのは昔の話です。今は女性も男性も社会参加をすることが当たり前の時代になっています。性別に関係なく、社会参加したいし、子育てと仕事どちらも大切にしたい、そんな世の中です。時代の変化に合わせて、企業の対応にも変化が求められています。

弊社でも、10月に仕事と家庭の両立を促進するためのセミナーを行いました。その中で、男性の育児参加という話題になった際「男性も育児をして当たり前のはずなのに、育児参加という言い方がおかしいんじゃないのか」という意見が出てきました。

男女関係なく、仕事にも子育てにも邁進できるそんな会社が今支持されているのではないでしょうか。

今回の日経DUALの調査では、厚生労働省が公開している「女性の活躍推進企業データベース」サイトに掲載されている情報や取材した中で、特に、社員の育児・仕事の両立を支援するための独自の工夫をしているところから100社に調査票を送って評価をしたそうです。

ここでは調査されていない、子育てしやすい・働きやすい企業は地方にもたくさんあるはずです。
D-rectではそういった働きやすい職場づくりに取り組んでいる企業を、みなさんに紹介していきたいと思っています。

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